16年ぶりに誕生したJRA生え抜きの女性騎手として注目を集め、アイドル級に可愛いと言われている藤田菜七子さ
ん。そんな彼女の年収について一体いくら貰っているのか気になる方も多いようなので、今回は年収がいくらくらい
なのか?について戦績を元に調査していきたいと思います。(今回の記事では以下のことがわかります)
藤田菜七子騎手の年収について(戦績より調査した結果)
最初に、騎手の収入源となる柱について解説します。
騎手の収入源は『進上金』・『騎乗手当』・『騎手奨励手当』の大きく3つです。
それぞれ簡単にどんなものか?について纏めてみます。
①進上金
進上金は騎乗した競走馬の獲得賞金に応じて支払われる報酬です。
騎手の取り分は獲得賞金の5%となります。(下記表の収入計算は獲得賞金の5%で計算しています)
②騎乗手当
騎乗手当は、騎乗したレース数に応じて支給される報酬です。
1レース当たりの騎乗手当は、騎乗するレースのグレードに応じて設定されています。(下記が目安です)
〇平地の競走場合
・GI競走:64500円
・その他の重賞競走:44500円
・その他の競走:27500円
(下記表の収入計算はその他の競走の27500円で計算しています)
③騎手奨励手当
競走に騎乗した騎手に対し、騎乗一回につき交付されるもの(支払われる奨励金のこと)。
騎乗一回の奨励金は16000円です。(下記表の収入計算は奨励金、16000円で計算しています)
↓↓上記より、収入の計算式は下記となります↓↓
収入=(獲得賞金*0.05)+(騎乗手当*総出走数)+(総出走数*16000)
戦績から収入の計算結果(表)
2016年~2023年の8年間の各年度の年収を纏めました。
8年間の総収入は約2億7000万円、1年間の平均年収は約3380万円でした。驚きです!
年度 | 総出走数 | 獲得賞金 | (約)進上金 | (約)騎乗手当(27500) | (約)騎手奨励手当(16000) | (約)年収 |
2016 | 294 | 1億927万円 | 546万円 | 809万円 | 470万円 | 1825万円 |
2017 | 382 | 2億766万円 | 1038万円 | 1050万円 | 611万円 | 2700万円 |
2018 | 605 | 3億3763万円 | 1688万円 | 1664万円 | 968万円 | 4320万円 |
2019 | 703 | 6億827万円 | 3041万円 | 1933万円 | 1125万円 | 6099万円 |
2020 | 570 | 4億3922万円 | 2196万円 | 1568万円 | 912万円 | 4676万円 |
2021 | 394 | 1億9016万円 | 951万円 | 1084万円 | 630万円 | 2665万円 |
2022 | 330 | 1億2565万円 | 628万円 | 908万円 | 528万円 | 2064万円 |
2023 | 351 | 2億2971万円 | 1149万円 | 965万円 | 562万円 | 2675万円 |
まとめ
今回は女性騎手として注目される藤田菜七子さんの年収について一体いくら貰っているのか気になる方に戦績を元
に収入がいくらなのか?について調査しました。結果、驚きの額でした!
ただ、ここまでの収入を得るためには人並み以上の努力が結果として表れているのではないかと思います。
これからも更なる活躍を期待したいと思います。
コメント