女優の藤原紀香・篠田麻里子らが所属する芸能事務所・サムデイが27日、東京地裁に破産手続開始決定の申立てを行
ったことを公式サイトで発表しました。この突然の発表は所属するタレントも寝耳に水で驚きを隠せておらず、世間
でも注目を浴びております。事務所は『債務超過に陥った』を理由に破産したことを公表していましたが、なぜ債務
超過に陥ったのか理由についても纏めていきたいと思います。（以下のことが今回の記事で分かります）
芸能事務所・サムデイが債務超過に陥った理由３選
サムデイは倒産理由を下記通り公表していました。
「誠に申し訳ございませんが、弊社は、債務超過に陥ったため、令和6年11月25日、東京地方裁判所に対して、破産手続開始決定の申立てを行いました」
引用元：yahooニュース
理由の前にまず、債務超過とは？
債務超過とは、事業者が保有している資産より、負債の方が多い状態を指します。資産をすべて現金化しても、借入金などの負債を払いきれない状態が債務超過です。
引用元：債務超過とは？ ～意味や貸借対照表の見方、解消法をわかりやすく解説～｜資金調達ナビ｜弥生株式会社【公式】
※※↓↓下記に図解を示します↓↓※※
それでは、なぜ債務超過に陥ったのでしょうか。考えられる理由について３つ纏めていきたいと思います。
①コロナが原因による経営陣の人数不足
芸能界で指折りの芸能事務所であったサムデイもコロナ禍に入って業績不振や経営陣への不安が囁かれていたそうで
す。実際には、
と言う声がマネージャー含む現場スタッフから上がっており、結果として人員不足に悩まされていたということで
す。すでに、スリート部門は専属スタッフが1人もおらず、また先日もマネージャーが退職したことで、20名ほどの所
属者たちを片手でも数えられるほどのわずかな人数で回していた状況だったということです。
②時代の波に乗り遅れた（業界の変化に対する対応が遅れた）
昨今、SNSやYoutubeなど、個々のタレントが直接ファンと繋がり、自己プロデュースを行う時代になったことに対
し、サムデイは従来のマネジメント体制を堅持していたため、タレントからは支持を得られなくなったことが考えら
れます。つまり、業界の変化（競争）が非常に激しくなっている中、新たな運営手法やモデルを取り入れることが遅
れ、時代の変化に対応しきれなかった可能性があります。それが影響してか、加藤あいさんや細川茂樹さんもかつて
は所属しておりましたが、今は別の事務所で活躍されております。
③経営難と収益減少
昨今、テレビ・映画業界はネット動画プラットフォームの流行により視聴率の低下（テレビ離れ）、映画産業の不振
と従来の収益方法では収益を上げることが難しくなっています。理由②に繋がる部分でもありますが、サムデイはこ
の時代の変化についていけず、結果として収益減少、業績悪化に繋がったことが考えられます。
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まとめ
今回は女優の藤原紀香・篠田麻里子らが所属する芸能事務所・サムデイが27日、東京地裁に債務超過に陥ったことを
理由に破産手続開始決定の申立てを行ったことを公式サイトで発表しました。そこで、なぜ債務超過に陥ったのか？
について考えられる理由を３つ纏めました。結果、分かったことがいつの時代も変化に柔軟に対応できる会社・人が
生き残っていくということが改めて実感させられました。
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